史跡(神社、仏閣、遺跡、墓所)

常磐共有墓地

(市指定文化財)
【場所】松本町13-34

 光圀公(みつくにこう)(義公(ぎこう))は寛文6年(1666)、水戸藩士のため上市に常磐共有墓地、下市に酒門共有墓地を創設しました。それは当時水戸藩の士民の喪祭(そうさい)が神仏まちまちで往々にして誤った慣習にとらわれ、無駄な費用に苦しめられているのを見て、これを正しく指導する必要を感じたためでした。
  墓地内には、“水戸黄門”でおなじみの「格さん」のモデル安積澹泊(あさかたんぱく)をはじめとする彰考館の学者達、後期水戸学の中心をなした藤田幽谷・東湖父子、豊田天功、茅根寒緑(ちのねかんろく)や、桜田門・坂下門の変などの烈士の墓が建っています。

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