特産品・地場産品等

米粒人形

米粒人形(こめつぶにんぎょう)
常陸太田市の西山において高橋都山氏が、昭和20年代に製作を始めたものです。

 米粒人形は、常陸太田市の西山において高橋都山(とざん)氏が、昭和20年代に製作を始めたものです。高橋都山氏は、当時、繭玉人形を製作していましたが、江戸時代に水戸光圀公が創建した久昌寺(きゅうしょうじ)の僧侶・日孝(にっこう)が、米粒に「南無妙法蓮華経」と書いて参拝者に配ったという故事を思い出して、米粒人形をつくり始めました。全国でも珍しい米粒人形は、製作開始直後から評判を呼びました。初めは文字を書くことが多かったのですが、しだいに人形、動植物など絵柄も増えていきました。現在は、高橋都山氏の弟子の岡崎ゆき子氏が製作を続けています。

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