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木葉下遺跡
【場所】木葉下町三ケ野地域
水戸市の西北端にある木葉下町三ケ野地域には、奈良時代の須恵器(すえき)や瓦を焼いた窯址があり、40の登り窯が築かれていたことが確認されています。ここから出土した瓦は、いわゆる台渡里廃寺「徳輪寺」の後期の造営に用いられたもので、渡里地区との関係が明らかです。また、金山の地名は、佐竹時代の金山の跡を示し、採掘した坑道が残っています。全隈(またぐま)との境の尾根には縄文中期の集石場(石器の製作所とも考えられる)が遺されています。
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