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水戸商工会議所・水戸市東部地方の歴史と伝統ガイド「歴史と伝統の東部巡り」
仏閣

善重寺/定善寺(赤門)/宝船寺

善重寺
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 遍照山光明院(へんしょうざんこうみょういん)善重寺と号し真宗大谷派に属します。
 貞永元年(1232)に創立された浄土真宗親鸞(しんらん)聖人ゆかりの24輩第12番の寺で、開基住職は善念房であり初め笠間に建立されました。太子堂には鎌倉時代末期の木造聖徳太子立像(国指定文化財)が安置されており、寺伝では湛慶(たんけい)の作といわれています。ある時、この像は光圀公の夢枕に立たれたので、家来に探させたところ水戸領内の大山という所で発見され、寛文11年(1671)に光圀公が親書を以って寄進したものです。以後、歴代藩主も当寺を尊崇せられ、寺勢は安定し江戸期には領内の全本願寺末寺の触頭を拝命しました。像は毎年、2月22日の午前11時~正午まで一般公開されています。所蔵法宝物は恵信尼公絵像(えしんにこうえぞう)他、浄土真宗史上重要な物が多岐にわたります。
 境内には芭蕉の詠んだ「野分して 盥(タライ)に雨を 聞く夜かな」という句碑があり、また昭和の彫刻家後藤清一の墓碑もあります。

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定善寺(赤門)

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赤門

浄土宗鎮西派の普川山天正院と称する。那珂市(旧瓜連町)の浄土宗草地山蓮華院常福寺の末寺である。本尊仏は阿弥陀如来の立像にして高さ三尺五寸である。昔、水戸の殿様が鷹狩の帰途定善寺の二層造りの山門に夕日が光り輝き、紅殻で覆われた朱塗りの門の美しさを称美されたというエピソードがあり、山門が朱塗りのために、近隣の住民から、お寺そのものを「赤門」と呼び親しまれている。
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宝船寺(瓦谷不動尊)
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明治時代後期建立の真言宗の寺で、市村善海師が勝田町金上からその本尊を瓦谷に移し、加持祈祷の護摩を焚く修法に市内近村のほか、三浜、久慈、多賀海岸地方、東京、栃木方面より多数の信徒が集まりました。かつては境内で、でろれん祭文読が露天に席を設けて元和三勇士や水戸黄門記などを語り、青年たちは土俵をつくって相撲をとるなど下市の小公園のような場所となり賑わったといいます。

※でろれん祭文読(さいもんよみ)
ほら貝を吹き、短い錫杖(しゃくじょう)を鳴らしながら語り、合いの手に「でろれんでろれん」という遊芸人。

詳細 下市・吉田歴史散歩コース
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