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乳幼児を対象とした玩具であるが、「子供がどうやって楽しむか。どうしたら自然に道具を使えるようになるか」を考えたもので、その理論にはフロイトの心理学、アインシュタインの相対性理論、ピタゴラスの定理、ファインマン経路積分、フェルマーの大定理などが組み入られている。
もちろん一般の人が、これらの理論すべてを理解することは不可能だが、この理論によって出来上がった積み木を使う子供たちは、十分に遊びを満喫している。
以前、神賀勇次郎商会さんの作った大型遊具を展示している銀座松屋を取材に行ったが、一度遊びに入った子供たちは、親に無理やり連れて帰られるまで夢中で遊んでいるのだ。
最新の積み木は、ランダムな形のものから、三角形、四角形、五角形を基本としており、すべて桜材で出来ている。それを自由な発想で、子供たちはとにかく遊ぶ。形の違うものを組み合わせることで、想像力がどんどん膨らむ。大げさなようだが、それはまるで宇宙の無限に膨張する力に似ているかもしれない。