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市内で、「ねばり丼」と書いてあるオレンジ色の旗を見かける。 ねばり丼は、平成16年のNHK県域デジタル放送開局記念番組「ねばる女」の出演者・飯島直子さん選定のレシピにより誕生した。 このプロジェクトは、茨城県や水戸市の誇るブランド地場産品の納豆を郷土料理に定着させ、健康食品の王様である納豆のすばらしさを観光客・地域市民にもっとPRし「納豆のまち」を育てようと行われている。 「かくた」は、その「ねばり丼」が味わえるお店である。 「かくた」は、東京で調理学校の講師をしていた照山つね子さんが地元である水戸に戻ることになったのがきっかけで、昭和44年1月に定食屋として開業した。現在は息子の茂さんと2人で営んでいる。 「ねばり丼」ができる前までは、観梅の時期にご来店されたお客さんに「水戸の名物をお願い!」と言われてもうめぼしを提供するしかなかったそうだが、「ねばり丼」ができてからは、それを食べるために遠くから訪ねてくる方も多く、今ではお店の一番人気のメニューとなった。 「かくた」の「ねばり丼」は、味噌汁、茶碗蒸し、おしんこ、豆腐がついて750円。 オリジナルのたれを開発し、トッピングは、納豆・わさび・とろろ・さつまいも・おくら・なめこ・めかぶ・にんじんに加え、お客さんが元気になるようにうなぎをプラスした食物繊維豊富で具沢山な内容だ。 ねばり丼をおいしく食べるには、特製のタレをお好みでかけ、よくかき混ぜるのがコツ。そうすることで、具材・ご飯・タレがよくからまっておいしさが増すとのこと。 意外にもつね子さんは、納豆が嫌いだったが、「ねばり丼」の納豆は、おいしく食べることができるとのことなので、納豆が嫌いな人も一度試してみてはいかがでしょうか。