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江林寺「山村慕鳥の墓」
山村慕鳥の墓に向かう小路もくねくねとして面白いが、その墓から林を見下ろすと、保和苑の一部が見える。保和苑の一番下の部分といっても良いだろう。
そこから直接その場所へ降り立つことは出来ないのだが、何とも興味をそそられる「池」のようなものが見える。
保和苑に戻ってみると「順路11」(無所だめの大蛇)の部分に該当する。昔、この場所に大蛇がいたとされる場所で、逸話が残っている(内容が碑に刻まれている)のも面白い。
春から秋にかけての散歩、散策コースとしては、気持ちよく汗のかけるコースではないだろうか。
また、この近辺を歩くと、保和苑へのアクセス(入り口)が結構あるのだということに気づく。
保和苑
保和苑の入り口駐車場すぐのところには、愛染明王堂があり、「縁結びの桂の木」で3回まわって本堂で願い事をするとご利益(りやく)があるという。
ロマンティックゾーン散策よりも女子高校生に関心高いか?もちろんご利益は男女ともあるはずだろうから1度試されては如何か。
愛宕山神社
愛宕山神社は、九州の豪族、建借間命(たけかしまのみこと)の墓といわれている古墳の上に建てられている。(堀原火の国まつり参照)ここは2箇所ほど入り口があるのだが、下から数えて頂上までどちらも50段。水戸で前方後円墳が見られるというのも興味深いが、その上に神社があるというのも実に珍しい。
夏でも涼しさを感じる林の中で、スケッチをしている学生に会えることがある。
曝井
愛宕山神社から住宅街の細い路地を通って公園へ向かい、曝井へ降りると、また一層趣がある道となる。竹やぶに挟まれた階段を降りる道は、夏の避暑地としてひんやりとした木陰を作っている。
曝井は万葉集にも読まれたとあるが、この碑に書かれていることとは別の論説を唱える方に会えることもある。
曝井からこんこんと湧き出る泉の先には大小の池があり、赤い金魚が泳いでいる。きっと誰かが放したのだろうが、これをかわいらしく思うか。それとも本来の意味とかけ離れていると訝(いぶか)しがるか。直接行って見て判断されたい。