郷土いいとこ再発見

　水戸愛宕神社は、朱雀天皇の天慶元年（938）に常陸(ひたち)大掾平国香(だいじょうたいらのくにか)が、山城国愛宕郡（現在の京都市右京区愛宕町）愛宕神社より分霊をいただき、常陸国府中（今の石岡市）に勧請(かんじょう)したのが最初です。天正８年（1593）、現在地に遷座(せんざ)しました。社殿は東面していて水戸城を守護するとともに、水戸７社のひとつとして水戸領民の火防守護札を配布することを許され、火伏せ（火除け）の神様として広く信仰されています。