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水戸拓
水戸拓(みとたく)
水戸藩の藩校・弘道館に伝わる、水戸藩主や志士たちの遺墨を拓本したものです。
水戸藩の藩校・弘道館に伝わる、水戸藩主や志士たちの遺墨を拓本した水戸拓。その歴史は、江戸時代末期・文政年間に水戸の薬問屋だった岩田健文氏が長崎で中国人から拓本の技術を学び、持ち帰ったのが始まりだといわれています。その後、弘道館内で本の出版を手がけていた北澤家に受け継がれ、現在の北澤氏で4代目です。北澤家に伝わる版木は、二代目の光圀公、九代目の斉昭公、そして藤田東湖のものなどその数は100点を超えます。大日本史の量産の目的もあったといわれています。
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