郷土料理

水戸藩らーめん

日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門さまだといわれています。

 日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門さまだといわれています。「舜水朱氏談綺(しゅんすいしゅしだんき)」などの文献によると、明国(現中国)から亡命して長崎に滞在していた儒学者・朱舜水(しゅしゅんすい)を大日本史編纂のため水戸藩に招聘し、手製の「うどん」でもてなしたお礼として、光圀公に中国式の麺料理を振舞ったと記録されています。
麺に蓮根の粉末を練りこみ、スープは豚や鶏を炊き上げ、薬味の五辛(ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ネギ、ショウガ)をかけて食すもので、当時はラーメンという言葉がなく、記録には【うんどんのごとくにていろいろの子をかけたるものなり】と残っています。

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