茨城県立近代美術館は、昭和63年にオープンしました。日本三名園の一つである偕楽園から続く、緑豊かな千波公園内の千波湖のほとりに建っています。正面玄関を入ると吹き抜けの大ホールを中心に、2階には企画展示室、1階には所蔵作品を展示紹介する常設展示室や楽しみながら美術作品を映像等により鑑賞できるアートフォーラムコーナー、さらにミュージアムショップやレストラン、地階には講堂や講座室を備えています。

近現代の国内外の美術品1700件以上有し、ロダン作「三つの影」や水戸出身の横山大観などの所蔵品が鑑賞でき、企画展、美術講演、講座なども開催しています。敷地内南側には、水戸市出身の洋画家である中村彝のアトリエを新築復元しており、彝の遺品や資料を公開展示しています。