納豆食べ方コンテストvol.3 「禁断の納豆スイーツコンテスト」入賞作品

納豆ゴールド賞

本☆甘納豆(ほんあまなっとう)須藤 文彦

【材料】

○干し納豆 30g ○三温糖 大さじ3杯 ○熱湯 大さじ3杯 ○グラニュー糖 小さじ2杯

作り方

  1. 三温糖大さじ3杯を入れたカップに、熱湯大さじ3杯を注ぎ、よく溶かして蜜を作る。

  2. 作った蜜が入ったカップに干し納豆30gを入れて、ラップして冷蔵庫に入れ、ひと晩寝かす。

  3. ひと晩蜜漬けにした干し納豆をフォークで掬い、キッチンタオルの上に並べて蜜を切り、冷蔵庫に30分入れて干し納豆の表面を乾かす。

  4. グラニュー糖小さじ2杯をまぶして完成。

アピールポイント

納豆を使っていないのに「甘納豆」と呼ばれる和菓子の存在に、忸怩たる思いを抱いてきた水戸人はきっと多いことでしょう。
それならば、本物の納豆で甘納豆を作ってしまおう、という発想で研究に着手し、試行錯誤の末に干し納豆の使用に辿り着きました。
作り方はいたってシンプル。腕も経験もまったく必要としません。その割に、いかにも水戸人が好みそうな質素で上品な味に仕上がりました。塩味と甘味のバランスが抜群で、午後のひとときのお茶請けに、そして水戸の銘酒のお供にもぴったりです。

審査員コメント

なぜ、いままでこれを作ろうと思い立った人がいないのだろうかと不思議に思った作品です。
一晩寝かすことで納豆に蜜が染み渡り、まろやかな風味となり色味も納豆とは思えない鮮やかな色になりますね。